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現役ナースが、国家試験の勉強方法や看護実習の乗り切り方を伝授!

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看護師国試合格の極意//現役ナースが伝授♪

国家試験の具体的な勉強方法について記載します♪
実際に私はこの勉強方法により、看護師・保健師の国家試験を現役で突破した為、勉強方法について悩んでいる方は参考にして頂ければ幸いです。
 

10年分の国家試験の過去問を繰り返し解く

 
過去問はとにかく繰り返す事を強くおすすめします。
私は↓に載せます、解説付き国家試験問題集を、ひたすら解きました。解説がよくわからない問題があれば、調べたり、大学の先生に教えてもらったり、参考書を見返し、理解できるまで何度も解き直しました。


看護師国家試験はほぼ暗記だけです

状況設定問題をとく際には、理論的に考えることも重要ですが、そのためにもまずは暗記することのほうがよっぽど大事です
大学の教授が行う授業内容については定期試験、卒業試験は重要ですが、国家試験対策とは少しいいがたい為、注意して下さい。
看護師国家試験の試験範囲はとにかく膨大な範囲なので、過去問集を繰り返すと一口にいっても非常に時間がかかるため、余裕を持って計画的に実施する必要があります。
わたしは、大学四年の7月から徐々に勉強し始めて、過去問については8~9周しました。
たぶんもっと早く始めていたら、もう少し気持ち的にも余裕を持てていた気がします。
8~9周というのは周りに聞いても多い方でしたが、すごくもなんともありません。
わたしは浅く、何度もやるタイプだったというだけです。
周りには深く、2周だけの友達もいました。
8~9周も回すと最終的には解答を覚えているという領域までいきましたが、そのおかげで国家試験において9割以上の得点を獲得する事が出来、現役で合格することが出来ました。
その為、問題の解法が分からない場合、周りなどに助けを求め、解決するのに1時間以上かける人がいます。
臨床にでてからは、このように追及する能力は非常に大切ですが、効率のいい国家試験の勉強方法とは言えません。
なぜなら、看護師国試は


必修80%以上
状況設定65%程度

とれれば合格します。

 

1時間かけたその問題が、今年の試験に出題されるとは限らないため、長く1つの問題に時間を掛けるのであれば、1つでも多く、次の問題にチャレンジする事をおすすめします。

 

必修問題対策をする

わたしは必修問題にだいぶ悩まされましたので、具体的な方法は別記事にまとめようと思っていますが、英単語を覚えた時の様に、暗記カードを自ら作成するのは一つの手です。移動中や空いた時間に、手軽に見返す事が可能となり、必須問題の得点源になるからです。

必須問題については、過去問や、問題集で自分が間違えた内容のもの、模試にでたもの、1度暗記した内容だけど忘れやすいものなど、ピックアップして作成してみましょう。
問題と用語を見た時点で、答えが反射的に分かるほど反復練習し、記憶を定着させることが肝心です。
注意点は、引っ掛け問題が出た場合に、反射的に回答してしまうと間違えてしまう可能性があることです。
必須問題で、8割以上得点と取れるようになると合格にグッと近づきます
【必須問題を制する者は、国家試験を制する】と言っても過言ではありません。

おすすめの参考書

本項では、私が国家試験受験勉強時に活用した教材について紹介します。有名な教材も多いですが、参考書選びを悩まれている方は是非参考にしてみて下さい。

↑これは、いわゆる過去問と呼ばれる問題集です。問題を解いた場合に、どこが間違えているのか解説されている点が素晴らしいです。かなりの分厚さですが、最終的には7~8回繰り返して勉強を進めていきました。(実際は3~4回でいいと思いますが^^;)要点集をある程度勉強した後に、この問題集を解きます。始める時期が早ければ早いほど良いため、私は8月の時点で1回は問題を解いていました。この過去問題集を9割取れるようになったら、国家試験合格は間違いないと思います。

 

 

↑1月下旬~2月に、2周ほど行いました。知識定着の確認をするのにオススメです。
メディックメディア社のものだけで演習していると、違う言い回しで出題されたときにこたえられないかなぁ~と思って購入しましたが、正解でした!すでに上で紹介した過去問集はそこそこできるようになっていた1月に、こちらを購入したのですが、意外にも間違えてしまいました。
やはり、少し違う出版社のものも買うべきなんだなと実感しました。
 
 
↑これは、絶対購入してください、と言いたいです。笑
私はこれをベースに知識を固めていきましたし、1つこういうベースとなる教材は必要だと思います。私の勉強法紹介も、この参考書中心で解説していきたいと思っています。
シンプルな説明で無駄が無く、図表や絵が多くあり、理解しやすい参考書になっています。
赤字と青字で記載されている箇所は、過去の看護師国家試験で出題されたところなので、間違いなく優先的に暗記しましょう。この要点集を元に暗記カードを作成しても良いと思います。
覚えた方やゴロも掲載されているため、暗記の時間短縮にもなります。出題頻度を星マークの数で表しており、要点が簡潔にまとまっているため重宝する1冊となります
↑これは、問題数が多すぎないので、1月中旬に購入してもやりきることは可能です◎
これを購入するに至った経緯は、やはり必修が苦手だったからです^^;絶対に落とせない不安もありましたし、だいぶこれで鍛えることができたなぁと思います。
看護師国家試験では必須問題での足切りや得点が合格に直結するので、過去3年分の中で自分が苦手な範囲を発見して、3回以上解いてみると弱点が補強されます。
必須問題を9割正解すると、国家試験はメンタル的にも楽になるので、持っておいて損はない問題集になります。
↑これもたくさん使いました。看護師になってからも使えます。
これにまとめてあるゴロって結局、看護師でも「あれ、どっちだったっけ?」みたいな、あいまいで、だけどよく出てくるようなことばかりなんですよ。
たとえば、ウェルニッケとブローカはどちらが運動野の障害で、また、前頭葉が障害されているのはどちらかわかりますか???
 
 
正解は、
運動野:ブローカ :前頭葉
感覚野:ウェルニッケ:側頭葉
 
です。このゴロも掲載していました。のせたいけど、自作じゃないから、たぶんのせちゃだめなんだろうなぁ。(´・ω・`)